瓶から出ている薬

クラビットの飲み方

白と黒の薬

細菌を死滅させる抗生物質であるクラビットの主成分は、レボフロキサシンと呼ばれる物質です。
この成分は細菌、特にクラミジア菌に対する強い抗菌力を持っています。具体的には、レボフロキサシンはクラミジア菌のDNA複製を防ぐ働きを持っています。細菌はクラミジア菌でも何でも、ある個体がDNA複製を行い、いわば自分のクローンを作って増えていく存在です。レボフロキサシンによってDNA複製が妨げられると、細菌は個体を増やすことができません。つまり、子孫を残し繁殖していくということができなくなってしまいます。
繁殖力を断たれてしまった生命は、もはや存在することができません。それは何も細菌という小さなモノに目を向けなくてもあきらかです。私たち人間だって、生殖行為であるセックスができなくなってしまったら今に世の中は老人だらけになり、ひとり亡くなり、ふたり亡くなり、最終的には絶滅してしまうでしょう。
同じように、クラビットに含まれるレボフロキサシンによって人の体内からクラミジア菌は絶滅してしまうのです。

ところで、そんなレボフロキサシンを主成分とするクラビットは、毎日決まった量を飲み続け、一定期間、有効成分を絶えず体内に補充しておくことで効果を発揮する薬です。菌のレベルによってクラビットの服用期間は変わり、クラミジアの場合は大体1週間、長くても10日間から2週間ほど飲み続ければ、しっかりした効果を得ることができます。